お座敷一間

上京してきてX年目の社会人が、少しずつ手の届く自分の一間を広げていきたいブログ

バンド初めてやる人がバンドマスターとしてやったこと

4か月前にバンドを組んで、生まれて初めてバンドしました。
メンツが元々気心の知れたメンツで、日程調整等々やってるうちにいろいろ雑用として動くことも増えたので、そちらの知見も書いておきます。

ちなみに、バンドマスターというポジションらしい。
肩書きだけは謎にかっこいいですが、要は雑用だったな。笑

 

1.日程調整

スタジオ練習するためには日程調整が必要です。
LINEでグループを作り、調整さんやLINEの調整ツールを使って最初の方は調整していました。
が、メンバーが10人(ほぼ2バンド編成)と大変多く調整が大変だったこともあり、段々金曜深夜0:00-6:00で練習するようになってきました。
土曜日な人がいたり、金曜夜遅くまで仕事してる人がいたため、自然と収斂していった感じ。結構金土日で候補日挙げて、全員の行ける日入力するまでリマインドして、っていうのは辛かったので、大体決めちゃうのがやっぱりいいかなと。

ただ、初回から3回目くらいまでは、みんなの来やすい日程を把握するために逐一調整ツールを投げた方がいいとは思います。

 

2.スタジオ選定

深夜練習に至った大きな要因として、ナイトパックの存在があります。通常人が来ないような深夜を、安く売りだしてくれるパックです。

また、人数にもよりますが、大体5人の練習だと14畳くらいないと狭いなという感じ。
ボーカル込で8人とかの練習が多かったので、18畳部屋を探して使ってました。

アクセスは結構東京西部に住んでる人が多かったので、渋谷・池袋を中心に選定。

 

【メインで使ったスタジオ】

 

【サブで使ったスタジオ】

メインスタジオが予約で埋まっていたり、突発的に発生した練習しようぜ!に対応するため、いろんな立地でざっとスタジオを把握してました。

 

 

【当日の会場】

ここは4か月前にスタートした時点で取ってました。誰が見つけてきたか、に関しては諸説ありよくわかりません。(なんか俺が見つけたつもりだったんだけど、同様のことを言う人が他に2名いる。笑)
44畳のスタジオで、マックス60人くらい入るよとか言われたので、暴れるスペース込でここでいいや、という感じ。

 

 

とまぁ調べているといくつかよさげなスタジオが出てくるので、価格感を頭に入れながらなるべく安いところで探しました。結構どこも対応は良くて、スタッフがむかつくからNG、みたいなのはなかった印象。ある意味同業やらしていただいてるのですが、よくこの金額で運営できるよなってレベルです。楽器屋が顧客開拓の為にスタジオ整備してるみたいなとこもあるらしく、意外と環境は先行者が開拓して下さってる感じです。

 

3.メンバーリクルート

そういえば僕がバンドマスターっぽいことをする要因になったことを書き忘れていました。メンバーのリクルーティングです。

・・・といっても大したことをしたわけではなく、カラオケ部という自分がずっとやってるカラオケ好きの集まりから楽器で来そうな人を引っこ抜いて日程調整に合流させるだけという。笑

始まった時点ではギター1人、ベース1人、ドラム1人だったもので、元ベースとアコギ奏者に声をかけ、ドラム経験がある子に声をかけてもらい、最初ドラムのはずだったアイツがギターに転向し、ギター4人とかどないすんねんというところでもう一人ドラマーに声かけた、みたいな感じです。そしてボーカルもメンバー内で回したり新たに二人ほど呼んだり、という感じでした。

このあたりは僕の働きだけではなく、メンバー全体でやってたことなのでそんなに偉そうなことは言えませんし、結構みんなやりたがりで口説く労力とかはほとんどなかったので、そんなにバンドマスターの仕事っぽくはなかったかな。

とはいえ、最終的にLIVEに臨むにあたっての欠員だとか、個々の練習参加可能量とか、そのあたりのバランスは意識して、崩れた時に随時全体に意見を発信するような動きをしていました。

 

4.プロモーション部隊との連携

初めてやるバンドでプロモーションってなんやねんって感じですが、デザイナー畑の友人がとてもたくさんいるという非常に恵まれた交友関係の中、お願いしたらフライヤーやらロゴやら、ラバーバンド、はては当日の撮影までいろんなことに協力していただけました。

彼女らに情報共有するために、LIVE当日のスケジュール組み、会場にあるものの把握、参加者情報の共有、ロゴデザインの草稿作成、LIVE アジェンダの作成、LIVE前の練習風景等の撮影、LIVEで誰がどこでソロ入るか、諸々情報共有を行ってました。

とはいえ、基本的には彼女らのスペックが完全に僕から見るとオーパーツレベル(っていうか今本職でやってる方々)なので、基本は言われたことをやってた感じです。笑

LIVE写真もたくさん撮っていただきましたが、全部めちゃかっこいいデキで、
今、LIVE中の動画を編集して作成してくれてるということで、半端なく楽しみです。

デザイナーの友達のいる人生って幸せだなーって思いました。

 

5.当日に向けての準備

リハーサルで誰がどのタイミングでいりはけし、MCし、曲に入るタイミングは誰が仕切るか、ということの確認を行いました。

MCがどういう発言をしたら、どの楽器が走り始めるのか、というのは結構みんなで共有しとかないとぐだるので要注意です。

MCが行くぜ!っていう→ドラムがカウントする→ギタースタート
ってのが大半だったかな。

他、揃いの手作りTシャツだとか、参加者への受付に関する連絡だとか。

照明・音響は1週間くらい前に登壇してないメンバーにやってもらいました。

ドラムス照明2人と、ボイパ音響には頭が上がりませんね。なんやかんやで超いい感じに仕上げてくれたので、これも特に僕の仕事ではありませんでした。笑

あとは円陣仕切ったくらいかなぁ。笑

 

あー、しいて言うなら、プロモーション部隊各位にフライヤー作成をお願いし、入れなきゃいけない情報をまとめ、フライヤー作成と集客開始の音頭を取ったのかは僕ですかね。

参加者の情報を随時入力するGoogle スプレッドを作成し、スタジオから人数があふれないように見てました。身内だけとはいえ、60人とか来たら動けないかなーという懸念が若干あったので。。。こちらも35人くらいで参加者は落ち着き、結構暴れるすぺース確保できてよかったなという感じです。

 

 

一番楽器歴ペーペーだったのと、言い出しっぺでもあったので、それなりに雑用というか、穴空いてるところは意識して埋める動きをしてたと思います。

まーでもみんなレスポンスぽんぽんしてくれるし、好き勝手穴は埋めてくれてたので、そんなに僕が目立った動きをしたわけではないですが。。

 

とはいえ、ただバンド組んでLIVEする、というだけでもこれくらいのやることはでてくるんだなってのは、記録として残しておこうと思います。