お座敷一間

上京してきてX年目の社会人が、少しずつ手の届く自分の一間を広げていきたいブログ

バードマン

すごく不思議な後味。

本当に自殺するつもりだったのかな。

どうしていつも俺は愛を請う側だ
愛されていない
俺は存在していなかった
俺は俺以外の誰かになりたい


よく考えたら繰り返されるこのセリフ、すごい深いな。
愛について語るときに我々の語ること。最後自殺して終わるこの小説。ふーむ。

劇中はSNSの話が幾度もでてくる。ツイッターフェイスブック。自身が発信者になれる。誰もがなれる分、埋もれる。埋もれるのが怖くてやらないの?って娘に詰められる。

認められなければ、愛されなければ、存在してないのも同じ。

バードマンとしてなら認められるのか?彼は有名人なだけだ。
財を持った人が演劇界にくるなんて。絶対に酷評してやる。


うまくいかない。
超能力は統合失調症の比喩。
ドラマーもそう。

ラスト飛んだのは、バードマン4としてだろうっていう解釈いいなぁ。