お座敷一間

上京してきてX年目の社会人が、少しずつ手の届く自分の一間を広げていきたいブログ

セルフプロフェッショナル ~仕事の流儀を自分に語らせる~

30も少し過ぎると、仕事や転職の折を考えることが多い。
かといって職務経歴書を作るのも一苦労だし、面接対策なんてものめちゃくちゃ苦手である。

 

※ちなみに今日読んだ本は、トップセールスマンは別に転職活動しない。なぜなら常に働き口があるからだって書いてあってちょっと凹んだ。

 

一方で、私の好きなTVプロデューサー、佐久間Pも言ってた。

「君が君の人生のプロデューサーだってことにそろそろ気づいたほうがいい」

そうなのよ。自分の人生のプロデューサーでディレクターは自分しかいないんですよね・・・。と改めて思い、自分の人生に密着取材が入るとか、エピソードトークが番組で使われるとか、という想像を膨らましてみることを思いついた。質問内容は「中途面接 質問」でググって拾い集めました。

 

 

ーー都内某所。

apapattiは呼び出された会議室で座っていた。
我々が部屋に入ると、イヤホンを外してはにかんだ。

「最近ラジオ聞いてるんですよね。佐久間さんのオールナイトニッポン、いいですよね。」

そんな彼に我々はインタビューを申し入れた。30代の転職の流動性を高めるため、いわゆる転職面接のフォーマットで質疑を行い、それらをオープンソースしていく取り組みだ。いわゆる転職サイトへの登録で十分叶う機能ではあるが、アウトプットの機会を介することでより多くの情報を整理できる。

 

ーー 仕事の経歴についてお話しください。

1社目は新卒で5年勤めました。1年目に一つの店舗を任され、3年目にはマネージャーとして、20名の部下を持ち、商材の売上で年間予算6億円の管理を行う立場でした。

その後、学生時代に活動していたNGOの先輩の紹介で現職に転職。ベンチャー企業の個人向けの比較サイトの法人部門の立ち上げにジョインしました。2人から始めたチームを2年間で11名チームへスケールさせ、手数料の売上規模を300%まで引き上げました(1億円→3億円)。


ーーどのような働き方をしていましたか?

管理寄りのプレイングマネージャーというイメージでしょうか。後半かなり多く異動があったのですが、ほぼ立ち上げのセクションで、自分でやってはドキュメントを作り、後進の方がスケールさせやすいようにグラウンド整備してることが多かったですね。直近では6名程度のスタッフがいるセクションのROIが悪いからと、管掌事業部の移設と一緒に呼び戻されて、2名で回せる体制に業務を整理しています。作業の7割をカットし、どこにリソースを投入するのが最適かの再構成が中心です。開始3か月で、移設前のおおよそ売上は7割程度まで戻せています。

 

ーー あなたの強みや長所は何ですか?

スケールに強いことかと思います。急激にスケールしていくベンチャー2社双方で、日々新たなメンバーのジョインと離職ある中でチームパフォーマンスを下げないためには、誰でもアクセスできるナレッジの整理と、質問しやすい環境の整備が死活問題でした。

また、僕自身も異動に伴って日々業務領域が変わる中で、多様な部署で多様な職種の方に質問しまくる立場でもあったので、後進が困らないようにせねばと必要なこと不要なことを整理して発信する仕事は強いと思います。また、知らないことを恥じるより好奇心が勝ってるようなので、あまりストレスを感じることもないです。

 

ーーそれをどう仕事に活かすことができていますか?

チームメンバーの離職がほとんどなかったので、ある程度はそこに寄与していたのかなと思います。また、業務の標準化をすすめ、業務精度を定量的に評価できるよう努めたことで、メンバーの評価などもある程度客観性を担保する仕組みを作れたかなと思います。


ーー あなたの弱点や短所はどこですか?

何かを生み出すことは苦手です。トップの強いベンチャーで、ビジネスモデルなどに感銘を受けて入社してることもあり、新規事業を作る、などは方針を作ったり絵をかいたりはできないと思います。また、大きな成果を得やすいとは思うのですが、接待などを伴うようなアカウントセールスは苦手です。量をこなして精度を上げていく経験のほうが多く、逆転満塁ホームラン、みたいな劇的な仕事はあまりできないかなと。


ーー仕事上で、それをどう克服・リカバリーしてきましたか?

そこはできる方に任せて、チーム力を高めることに注力することですかね。やりたいことがあればそこに仕事は生まれるので、どうすれば最大効率が出るか、を考えるのが重要だと思います。


ーー仕事で一番がんばったことは何ですか?

誰でも一定のパフォーマンスができるようになるための研修体制構築と、評価の公平性を担保するための活動数の定量化ですかね。研修ロードマップを作って新人にインプットする内容をまとめ、その後は顧客管理サービスから、例えば電話やメールの営業活動の数的に引っ張ってこれるようにして、営業成果の不足部分を把握し、フィードバックを行ってきました。結果として継続的に売上の数字を作り続けることができ、異動してなおその仕組みが生きている点はやってよかったなと思います。

 

ーーあなたはどんな人物だと評価されていましたか?

場にいてほしい人物だといわれることが多いと思います。リモートが続く中で社内交流の企画をする際にモデレータを複数人から依頼されたり、会社全体のオンボーディング制度の整理の中で引き受けた、超初心者向け勉強会のスピーカーを2年ほどつとめています。

 

 

・・・ということで自分の経歴に一本ストーリーを作ってみることに成功した。盛ってこそいないけどかなり見せ方はよくなった気がする。キャラクターの一貫性として自分が意識してるものが出せてるかな・・・。

見れば見るほどベンチャーに後から入る人気質なんだなと感じますね・・・。

 

経歴の書き方や、PRポイントの推敲などあればどしどしご意見いただけると幸いです。

 

あとあなたもセルフプロフェッショナルしてみてね。