バードマン
すごく不思議な後味。
本当に自殺するつもりだったのかな。
どうしていつも俺は愛を請う側だ
愛されていない
俺は存在していなかった
俺は俺以外の誰かになりたい
よく考えたら繰り返されるこのセリフ、すごい深いな。
愛について語るときに我々の語ること。最後自殺して終わるこの小説。ふーむ。
劇中はSNSの話が幾度もでてくる。ツイッターやフェイスブック。自身が発信者になれる。誰もがなれる分、埋もれる。埋もれるのが怖くてやらないの?って娘に詰められる。
認められなければ、愛されなければ、存在してないのも同じ。
バードマンとしてなら認められるのか?彼は有名人なだけだ。
財を持った人が演劇界にくるなんて。絶対に酷評してやる。
うまくいかない。
超能力は統合失調症の比喩。
ドラマーもそう。
ラスト飛んだのは、バードマン4としてだろうっていう解釈いいなぁ。
マッドマックス 怒りのデス・ロード
今更見た。
■面白かった
・衣装と荒野、演出される世紀末感がすごい。全然意味ないバンドカーとか最高。
・設定が説明くさくなく、セリフと絵で全部理解させてきたのも世界観演出の要因だったのかな。
・v8!とかスプレーとか死生観とか、キャッチーな要素が多い。
■モヤっとした
・飯くってんのかな。
・気筒に口で含んだ液体かけてたけどあれなんだったんだ。
・人食い男爵ってジョーの傘下だったの?
マジで行って帰ってくるだけだった。すごい。
イモータン・ジョーの神格化のプロセスとか、その割にフュリオサにあっさりすげ替え成立するとか、すっ飛ばされてわからん!みたいな部分は多い。しかし絵と演出はものすごい迫力。
どう評していいかわからんというのが感想。
絶賛をたくさんみたのだけど、そこまで盲信的にみれるだろうか。
ジョーの得体の知れないカリスマ性に一緒になった酔うのが楽しい見方なんだろうけど。
爆音上映、応援上映とは相性が良く、フェスみたいなモノだなぁとは思った。
でもこう、熱狂して繰り返して見まくるってのはちょっとわかんないな…何を期待してみるんだろうか…
女性のストーリーだったというレビューをみて、言われてみれば。支配からの脱出と権力との闘争と。
ドジで生きる目的を失ったニュークスと、その再生。
深読みするだけのストーリーはちりばめられているので、そこらへんを見てるのかな。
ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ
個人的には1の方が好き。
設定がなんか作り込まれてたせいか、劇団ひとりのアドリブ感が減ってるような印象。
パーフェクト・ゲッタウェイ
確かにびっくりなんだけど、途中がわかるわけないやろ感。
なんで殺人犯に怯えるのか、はなりきってるからなのか。それはアリなのか…?
ストーリー自体は犯人が誰か?だけにうまく絞られてて、ある意味ブレがなく出来てる。メッセージ性とかはない純粋なサスペンス。
途中からめちゃめちゃ悪くなるニックの豹変はすごい。