お座敷一間

上京してきてX年目の社会人が、少しずつ手の届く自分の一間を広げていきたいブログ

パンズ・ラビリンス

テーマ性がなんというか難解で、見終わってポカンとしてしまった。

人間の残虐さを描いたのか。ファンタジーとしてのメルヘンなオチを描きたかったのか。
ペールマンのキャラ芸しか印象に残ってないぜ。

うーん。

と思いながら色々レビューを見て回る。


イニシエーションのメタファー的な話がまぁ余計難解さを膨らまされてしまったものの。
子供が大人になる過程だと。イチヂクの木は子宮の形。そこから始まる子供の冒険。禁を破ってブドウを食べる。生まれたての弟を守り母の模擬。最後は真の父母に認められる。それは果たしてハッピーエンドだったのか。ていうかそのメタファーが正しかったとして、どうだってんだ。

というくらい劇中の残虐さの意図が計り兼ねている。