楽器触ったことない人が四ヶ月でLIVEに挑むためにした練習
最近いろいろなチャレンジをしてみているので、自分の情報のストックとしてブログを書いてみようと思います。
先週、生まれて初めてのLIVEを行いました。
客数30人くらいの小さなLIVEでしたが、楽器初めてよかったなと思えるくらい鮮烈に楽しかったので、新しく始める人にどっかで届けばいいな。
◎はじめる
大学時代の友人Nがギターやってたのもあり、縁の下の力持ち的なかっこよさもあり、簡単さもあり、なんかむしゃくしゃしたこともあり、ベースを衝動買い。確か14年6月とかの出来事。初心者セットつきで50,000。
結構最初の楽器選びみたいなサイトは参考にしていて、安物買いの銭失いにならないよう50,000くらいから楽器をえらべ!というアドバイスを参考にした。
あとはデザインだけ。赤がじわっと周りに染まる、木目デザインの情熱的なやつ。見つけた瞬間きめた。
◎はじめた
ベースの先輩Sにきいたら、まずは教則本やってみたら?とのことだったので、七日間でできるベーシスト講座を開く。1日目、ふんふん持ち方と手入れね。2日目、弦の押さえ方と弾きかた。3日目、シンコペーション←!?!?
いかんせん楽譜すらまともによんだことない人間には厳しかった。専門用語がモリモリ出てくるし、3連譜はこう!4分音符は4拍ね!みたいなことが書いてあってさっぱりわからない。
音楽の授業以来、楽譜を読んだことがない。さてはて。
とりあえずスタジオ入ってみようぜとNが誘ってくれたので、行ってみる。
何もわからない(^ω^)
ケーブルこれ?アンプ?スピーカー?
これにつないだら音が出るの?あ、でた!
何引いたらいいの?楽譜?だからよめないって!笑
みたいなレベルで何も得るものなく終わる。笑
とはいえ、一緒に時間を作ってくれる人がいたこと、スタジオってもんがなんなのかってのがわかったのはよかった。
【サウンドスタジオノア渋谷1号】渋谷区のレンタル・貸し音楽 スタジオはSOUND STUDIO NOAH
始めていったスタジオ。
最終的には渋谷ゲートウェイという場所が安くて、そこに入り浸ってました。
◎何する
とりあえず、小さな恋の歌が簡単だというのでそれからはじめることにした。教則本に、タブ譜という楽譜読めなくてもわかる譜面の読み方が書いてあったので、タブ譜譜面をWebでさがしてとりあえずひいてみる。
左手はフレットのとこをおさえる!
右手はピックもって往復で当てる!
左手がゆるくて音がぶれる!
右手が空を切りまくる!
そんなグダグダな音がする。
こんな早いテンポで弦に当て続けることできんの…?
という感じで、最初はホントに弾けるかどうか全く自信がなかった。
とはいえ、タブ譜の存在はとてもありがたかった。
タブ譜(TAB譜)の読み方【エレキベース初心者からの弾き方ガイド】
◎暗記
とりあえずまずはタブ譜という言語を理解するために、一曲頭にいれることを考えた。
最初は3分の演奏時間が果てなく思えたけれど、イントロやサビごとに曲には同じパートが繰り返される。
部分ごとに分解しながら、なんとか一小節、二小節と弾けるようになっていった。
この辺りは本当に何か具体的な方法があるわけではなく、とにかくベースで音をだした。毎日30分とかでと触ろうとかしてた。ここのモチベーションが、続くか続かないかを分けたと思う。
YouTubeでひたすら動画みて、gnetで何回も繰り返す、みたいな感じ。
先輩Sにも一回個人練をしてもらった。裏拍とかこうやで、といちいち教えてもらったり、このタブ譜やったらどないして指おさえるのんみたいな運指の話を聞いたりした。
マジで1小節は4拍でできてて云々みたいな話から。
8回位「小学校でやってるよね??」って言われた。(いまだに理解してない)
◎曲
担当曲もすこしずつふやしていった。
最初は小さな恋の歌と遥か彼方。missingとAmerican idiot、dont say lazy。リライト、以心伝心。
遥か彼方は最後までイントロのソロのテンポキープができなかった。笑
◎練習
相変わらず、基本は曲の暗記。
タブ譜をひたすら弾いておぼえる。
遥か彼方のイントロはマジで音がブレブレで、他の楽器が入ってきたらまた音がズレてといつまでたっても上達しない。
アドバイスにしたがい、ひたすらメトロノームアプリの180テンポにあわせて遥か彼方のイントロひいてた。ひたすら。
あとは基本的に、どうやって指を動かしたらこの弦を弾けるのか?
を弾いてみた動画を参考にしながら、タブ譜に沿ってひたすら弾く。
ASIAN KUNG-FU GENERATION 『遥か彼方』ベースで弾いてみた!【HD】 - YouTube
ずっと見てた。
◎ひたすら音源を聞く
前述のとおり、全く楽譜が読めないため、リズムの取り方とかは読めません。
ので、ひったすら音源を聞いていました。
大体ここでベースソロ入り!とかのタイミングは、音源聞きまくって覚えました。拍数数えてないの!??って言われましたが、完全に聞いて覚えた感覚でやっていました。
何回もずれてる!って言われましたが、最終的にはなんとか調整できたようです。
今なお楽譜は読めません。笑
◎合間にスタジオ練習
そんなこんなで大体メンバーも集まってきたので、月2回位集まってスタジオ練習をしました。全員仕事してるので、日程組みの楽ちんな金曜の深夜、スタジオのナイトパックを利用して練習することが多かったです。
0:00~6:00とか。翌日は大体ねる羽目になりましたが、まぁ安いし、頑張れば土曜日の予定もこなせるってので結構調整が楽。
スタジオ練習は、バンドメンバーの音の入りの調整や、1小節毎の音の頭をそろえる練習ということらしいのですが、僕だけタブ譜を持ち込んで暗記と並行で何回もやり直ししてもらいながら、一晩中ベース弾いてました。
◎まとめ
やったことを時系列でまとめると、
- 50,000円位で好きなベースを買う(6か月前)
- とりあえず教則本を見て挫折する(6か月前)
- バンド組もうぜ話が再燃し、スタジオに連れて行ってもらう(4か月前)
- とにかくタブ譜をにらんで小さな恋の歌を覚える(3か月前)→練習時間:1日30分程度。
- 指が動くようにひたすら同じ部分を弾きまくり、指に覚えさせる(3か月前)→練習時間1日30分程度。
- 音源をひたすら聞いて、リズムや拍を頭に入れる。(2か月前)
- ちょっとずつ曲が増やし、ひたすらタブ譜を覚えながら上記繰り返す(2か月前)→練習時間3日おきに1時間程度。
- スタジオでひたすら曲を弾く(直前まで)→3日おきに1時間程度。
って感じだと思います。
何より一緒にやってるメンツが気心の知れているメンツで、一緒にいるだけで楽しかったこと、がモチベーション続ける源泉だったとは思います。
スタジオ練習はそこそこ定期的に入れてたので、彼らと顔合わせながらできたので。
あとは音源が好きな曲ばっかりだったから、全然苦じゃなかったとのもあるかなぁ。
とりあえず、そんな感じです。
スタジオとったりのノウハウや、バンドマスターというか日程調整・箱押さえなんかもい担当してたので、そのあたりの知見もまた書き残せたらなあと思います。